気まぐれに降り出した 揺れる⾬⾳が ⿎膜の奥をノックする 予報は外れるものみたい ⽬に見えないものって どうやって信じていけば いいんだろう? 優しい⾬が今⽇も 地球を洗い 新しい朝をつくってくれる 眠れなくて昨⽇のままだった 置き去りの心 そっと慰めてくれるみたい あれじゃない これでもないって 選んだ先で 描いてた未来に出逢えたらいいな 壊れたビニール傘は 道に捨てられて 次の⾬をまた待っている ⾜早に次の場所へ 流れてゆく⼈波 水溜まりの前 ⾜踏みの私 ⾬上がり開けた世界では 晴れ間が覗き 希望で溢れるってイメージしてた 平気そうにみえる⼈だって 悲しみを何処か ⾒えないところに隠し持っている 苦しい時ほど笑ってしまう 不器⽤な僕らに 祈りの⾬を 泳ぎ⽅が分からなくなったら 離れてる点と点 繋ぎ合わせて絵を描こう 明⽇のことは見えないよ それでも守りたいと 思えたものだけは 抱えていたい 優しい⾬が今⽇も 地球を洗い 新しい朝をつくってくれる 全ては想定外なんだって ⽣まれた後悔は 抱えたままでいい 連れて進もう まだまだこれからだって もがき続ける 僕らなんて愛おしいんだろう ⼆度とない「いま」が 愛おしいんだろう