駆け引きに慣れれば 移り気にもなるわ 闇の中で生まれる 恋は夜露と消える はかなく 何も知らない頃に戻れたのなら もう一度あの人に巡り会える 月の光を浴びながら 素肌がはじくため息に にじむあらわな願い 見知らぬ指に燃えながら 思い出すのは狂おしいままに 消えた面影 閉め忘れた窓が 呼び込んだ記憶 夜風に過去がまぎれる 懐かしいニオイさえも 今さら 振り返リたい衝動とたたかいながら 終わらせたはずだった いつかの恋 月の光に濡れながら 裸で紡ぐささやきは 彼と同じセリフ 迷いを知らぬ腰つきに くだけて散った悲しみを また拾い集める <♪> 何も知らない頃に戻れたのなら もう一度あの場所で巡り会える 月の光を浴びながら 素肌がはじくため息に にじむあらわな願い 見知らぬ指に燃えながら 思い出すのは狂おしいままに 消えた面影