Track by影山朋子
誰もいない海で 佇んでた昨日 潮風耳に触れ この身の淀み抜けゆく 朽ち果てた色に 悲しみは暮れど 呼吸してよく見たら 違う色彩をしていたよ みなしごのように 捨てられた日々に 眩しい光 充て そこから進めてみよう 光、はやく来て 今 波の狭間 きみにはまだ見えぬハーモニーが 遥か遠くとも、確かに在る ソラ 陰、怖れないで それは視えない半身 あなたは船を漕ぐオールを 持っているのだから。 わたしは移動する木で 彼方は絶え間ぬ流れ 光と陰が廻る ここから またはじめよう