埃の中乾いた喉 気怠い鉛の様な身体 窓から差す光の粒 また今日が始まるのでした 空を区切る送電線 延々と続くコンビナート 煙る匂い噎せ返れば 息が空に溶けるのでした 満ちる事も無く 今日も生き長らえる ねぇ最低なこの日々を終わらせてよ この手を取って次の世界へ lalala... 汗が落ちるコンクリート 足の重い隘路(あいろ)が続く 道に落ちるタイヤを飛び フェンス越し空を睨むのでした どれ程の事を 諦めて来たでしょう 壊して ねぇこのモノクロ世界を 届けと手を伸ばて藻掻いた 何もできない私は 何者にもなれなかったんだ 過ぎ去る日々の中 取り残されていたんだ 「頑張った分だけ褒めてよ!」と 子供の様に駄々をこねた 「理解されない事は多い」と 他の誰かせいにしてたんだ