鳥が高く舞う夕空は薄紅色 足を止めたら大きな手が肩を叩いたの 変わらない髪型ってあなたは笑う でもだからこそ 人波の中見つけてくれた 恋人同士みたいに 偶然じゃなく、でも特別な意味はきっと そこにはないのよ 時間だけが確かに流れただけ あの頃のように 同じ船に乗って渡る人生もあったと ふとした時思うの それだけあなたがきっと素敵だったから 何から話したらいいのかも分からなくて どうでもいいこと、それも二人らしくて懐かしい 今はそれぞれが待つ愛すべき人へと 帰って行くの 振り向かないで あと少しだけ 泣いてしまいそうだから 燈がひとつひとつ点ってく街 ここに 思い出もないのに 明日からはあなたのその姿を 探すのでしょう 同じ夢を追って歩く人生もあったと ふとした時思うの あなたとの恋は 今も眩しい思い出