この世で初めて メガネを発明した人が言った 「これをかけたら見えなかったもの が見えるようになる」と 「お困りとあらば私のこれを 貸してさしあげましょう さあ世界を見渡してごらんなさい」 それを受け取った人が とても戸惑いながら言った 「これをかけたら見えていたものが 見えなくなってしまった」 「いやそんなはずはない あなたの目が どうかしてるのだろう」 嘘つきはどっちなんだと 君の瞳に丁度いい メガネは僕には合わない ただそれだけのことなのに ただそれだけのことなのに たとえば信じる神様の違いや どこかの誰かの正義と悪が 君の瞳に丁度よくなくて 世界がボヤけて見える日がある 誰もが同じ景色を見ていて 人の数だけ違く見えていて それでも分かり合えると信じて 心の瞳をこらす 心のメガネ探してる 僕にとっての悪者を 裁いてやると叫んでも 私が正しいと思うことこそが 正義と唄っても 自分の瞳に丁度いいメガネを 人に貸すようなもの 嘘つきはいないのに 僕の瞳に丁度いい メガネは君には合わない ただそれだけのことなのに 今尚消えない悲しみ 大好きな物語とか音楽が 憧れの場所や大好物が 君と僕とで違っているけど 押し付け合うんじゃなく 認めあえたら 誰もが同じ景色を見ていて 人の数だけ違く見えていて 君にはどんな風に見えてるのかな 想像することがもし出来るなら たとえば信じる神様の違いや どこかの誰かの正義と悪が 君の心に丁度よくなくて 世界がボヤけて見える日がある 誰もが同じ景色を見ていて 人の数だけ違く見えていて それでも分かり合えると信じて 心の瞳をこらす 心のメガネ探してる 君は今、何を見てる