進むことない 秒針の針 交わらない 言葉たち 何気ない日々 写真の二人 笑ってた 当たり前が無くなって 独りの夜長引いて ラジオが悪口を垂れ流して きっとこれで良かったの 君のための答えなの 「ウソツキ」 ねぇ 太陽が沈んだことさえ分からなくな って 確かな未来はとっくにどこにも無く て 目覚めるたびにヒトを辞めたくなる んです 分かってよ ねぇ 指先だけじゃ伝わる言葉も無くって 吐けない言えないことだらけ 溜まりに溜まって 距離感も掴めないほど遠いところで 光ってる幸せ いつか笑い合えるって 思い出はずっと優しくて 夕焼け空 暗くなる街 追いかけた 滲む世界 端の方 対岸の君に 「アリガトウ」 「サヨナラ」 ねぇ 記憶の檻になった まっさらなカレンダー 楽しいはずだった時間を一つずつ消 して 僕らはいつまでこんな日々を過ごす んだっけ ねぇ ねぇ ねぇ 太陽が登ったかどうかはどうでも良 くって 喉につかえたままの気持ちを叫んで 冴えない世界照らし出すのはいつだ って この衝動だけ 未来の話をしよう