きっと僕が歳をとってボケて 子供の顔を忘れても きっと今日の日のことは 忘れられないだろう 初めて本気になれたんだ どこかで冷めていた僕に火をつけて この場所で死んで朽ちるのなら それも本望だと思えたんだ でもいつの日か僕ら この夢を忘れていくんだ 飛び出せないレールの向こう 結局自信がない いつの日か僕ら この夢を忘れられるのか 初めて自分に素直になれた 涙が零れ落ちた 割りに合わないバイト 理不尽なばかりの教師たち 頼りにならない同級生 もうなにもかも疲れていた そんな僕に光をくれたのは ギターとベースとドラム この場所でずっと鳴らせるのならば それも人生だと思えたんだ でもいつの日か僕ら この夢を忘れていくんだ 直視したくない現実は増えて 壁は崩れ落ちた 笑えるだけの毎日なんか 一銭の金にもならないし 楽しいだけの毎日なんか 意味が無いよと世界は笑う でもそんな僕に光をくれたのは 汗臭くて小さな部屋 この場所でずっと馬鹿にされるなら それも笑って流せるんだ でもいつの日か僕ら この夢を忘れていくんだ 飛び出せないレールの向こう 結局自信がない いつの日か僕ら この夢を諦めていくんだ 前を向いて歩いて行けるように 唇を噛み締めて いつの日か僕ら この夢を忘れられるのか だから今だけは全速力で いつか来る終わりのため いつか来る 終わりのために