張りつめた糸、 時折身を蝕む 身体中に血が 駆け巡って行く どうせならもっと切らせてよ 奥深くの沈黙も 格段な強者へと引きづられ 目を覚ます 何故、降り続いている 血の雨が何処へ 流れていくのか分からない まだ、そこにあるのか 用意された僕の使い途 ブツブツ唱えた 失せた期待 壊そうとしても 消えようとしても 死ぬことさえ 許されぬ罪と罰 どうか祈って 思い届くなら 腕の中で泣いてくれ 闇の中で咲いてくれ 更に耳鳴りは激しく 僕の身体に寄生する 次から次へと代えは効く どうしようもないね 僕らは今 イノチを踏みつけてる 声を枯らすたび 今際に抱かれた カラカラに乾いた ココロが砕けて カラッポの希望にしがみつく 動かない事実 錆びて行くこの虚無感さえ 愛しくぼやけて 黒目かすむ 隠そうとしても 離そうとしても 洗い続け 落とせない深いキズ どうか祈って 朽ち果てるなら 僕の為に泣いてくれ 過去を捨てて生きてくれ 忘れたい感触も 決別の箱に入れ 進むしかない痛みごと、 迷いも罪も切り裂いて 壊そうとしても 消えようとしても 死ぬことさえ 許されぬ罪と罰 どうか祈って 思い届くなら 腕の中で泣いてくれ 闇の中で咲いてくれ 夢の中で笑ってくれ