あいにいくよ なにもないけど このこころだけ もっていくよ 乾いた風をきって デタラメにはりきって 高い空を見上げたら キミの暮らす町へ 夕日がほらにじんで こころに空いた穴に溶けた はみ出して ふくらんだ 気持ちが割れたら 飛び出して つかまえて 離さないでいるよ あいにいくよ なにもないけど このこころだけ もっていくよ あいにいくよ なにもないのに このこころだけ もっていくよ ぶかぶかの靴で かかとすり減らして 出来たばかりのうたをうたう キミの暮らす町へ 続く線路脇で 落とした時間を 拾えたらなぁ 吐き出して 散らばった 言葉を集めて 歪んでも 転んでも 逃がさないでいるよ あいにいくよ なにもないけど このこころだけ もっていくよ あいにいくよ なにもないのに このこころだけ もっていくよ ふさいだ胸の 隙間にキミが また顔を出して 微笑むんだ あいにいくよ なにもないけど このこころだけ もっていくよ あいにいくよ なにもないのに このこころだけ もっていくよ