願い事っていつまで信じて、 追いかけて縋っていいのかな。 迷路なんだ。ただ出口なんてない、 君の影はもういない。 壊れないように取り繕っても、 間違いだらけだろう。 真白な雪が途切れない夜に、 泣いた僕は笑った。 声にも出せない感情だ。 君をただ愛してる。 傷つけたのは君じゃないから、 足りなかったのも君じゃないから。 知らない人みたいな言葉で、 話さないで。 真白な息が途切れないように、 はしゃぐ君を見ていた。 今では二度と戻らない、 冬が見せた幻。 町の灯りが消えてしまうまで、 いくつ君の事を思い出そう。 その後は、 ただ君の幸せだけ願おう。 星が降って君を照らした。 眩しくて切ないから、 瞳を閉じて終わらせよう。君をただ 愛していた。途切れてしまった、 あの頃に戻れたら。 ただ素直に伝えよう、 雪で見えなくなっても。 君をただ愛していた。