幽かに揺らめいた 満月が照らした 花影 密かに降り立った きみと出会った 艶めいた黒髪に 花びら舞い散る 煌いた口唇に 微笑み ふわり CHERRY BLOSSOMOON 桜色の頬につたう 金剛石 一夜きりの 花の宴 待ち焦がれて CHERRY BLOSSOMOON 桜色の風に吹かれ 強く抱いた 「次の春も また会えると 約束して...」 遥かに飛び立った 十六夜が照らした 満ち欠け 確かに受け取った きみの願いは 孤独を包み込んで 時空さえ歪めて 言葉など飲み込んで 涙が ぽろり CHERRY BLOSSOMOON さくらんぼにくちづけして 隙間埋めた 一夜きりの 月の宴 待ち焦がれて CHERRY BLOSSOMOON 葉桜舞う雨に打たれ 空仰いだ 「どんな雲が 遮っても きみを見てる...」 CHERRY BLOSSOMOON 桜の下 咲き乱れた 二つの花 今宵きりの 花の宴 土に溶けた CHERRY BLOSSOMOON 桜色の砂に巻かれ 抱き合う影 春が来れば 共に咲ける ふたり、永久に...