さよならに理由を求めるのは 出逢いに意味が欲しかったから 涙を流してって思ってしまうのは あの日の笑顔が 嘘のない本物だって 信じたいから 曖昧になっていく 「会いたい」に目を瞑る 時間が慣れさせる事を "育んだ愛"とか呼んだ 誰かを愛せる僕を 僕は愛してたんだ さよならを前におどけるのは 綺麗な二人で終わりたいから どうか笑顔でって思ってしまうのは 「幸せにね」って言葉が 嘘のない本物だって 信じないから 簡単に忘れてく筈なのに ふと蘇る 貴方に残した痛みを "淡い思い出"とか読んだ 誰かが愛した私を 私は愛してたんだ 貴女の目に映る僕を 僕の目に映った貴女を 貴方が呼んだ私を 私が呼んだ貴方を 僕は 私は ちゃんと愛せてたんだ 愛してたんだ