名前のない魔法

歌詞

さよならと目を逸らした 今日も明滅して消える灯り 踏み出せばひとりぼっち ぶらり 私の闇を行く 夜に漂って眺める月 でたらめなうた口遊んで 遠くに ぽつり 窓明かり そっか君もひとりなんだね 醒めてもとけない魔法をあげる 明日があかるくあるように いつか声が届かなくなっても この魔法が君を守るように 目を閉じて耳を澄ました 不意に声が聞こえた気がして 約束とふたりぼっち 残り香を抱えて眠る 本当に手放せないものなんて どこにも在るはずなんてなくて 忘れないって誓った想いも 失くしても明日も生きてる 醒めてもとけない魔法をあげる 明日が優しくあるように いつか声が届かなくなっても この魔法が君を守るように 祈る日も 呪う日も ここでうたう 果てる日まで まだ君に届くかな 届くといいな 醒めてもとけない魔法をあげる 明日を生きていけるように いつか声が届かなくなっても この魔法が君を守るように 今日もサヨナラの先を行く きっとまた出逢えるように