恍惚な口で絡めとる様に 私を奪っていく 最初は静かに賢い言葉で 上手に隠してた その牙で所有物のマーク 刻まれた私の身体は あなたの匂いが染みついて 逃げきれない 秘密の弱みを人質にしては 支配をして動かす その頭が切れスマートに見えた 見せかけだけの姿に 堕ちて行く あなたの手の中 あやつられ振り回されてく 惹かれた私に罪があるかのよう 甘い猛毒で痺らせてゆく 私の瞳濁るまで 執念深いあなたはきっと 何度も何度でもしつこく 獲物を締めつけ殺していく その牙で刻まれたマークは 断ち切れない腐れ縁みたいで あなたから離れられないなら 最後まで共にあなたの事 地獄に踏み外すまで見届けるわ
