この刃の錆は俺の誇り 流れた血も裏切らない 漢中の空、俺のものだろう なぜ奴が舞台の主役なんだ? 天下を裂く、あの一撃 何百回でも見せつけた 劉備よ、お前は見ていたはずだ 俺の背中、俺の力 燃え盛る怒りが叫ぶ 何百回でも見せつけた 劉備よ、お前は見ていたはずだ 俺の背中、俺の力 燃え盛る怒りが叫ぶ 益徳をなめるな! この拳が問うのはただひとつ なぜ俺じゃない? なぜ俺じゃない? 俺は怒りのままに吠える 奪われた夢の漢中(はたけ) 魏延、お前は何を背負う? 俺を差し置くその資格は? 俺が守ったこの城壁 傷だらけの盾と槍 酒と血が混じる戦場 それを奴が引き継ぐだと? 忠義を叫ぶこの喉は 渇いても消えない火 兄者よ!俺の声は届かない くすぶる灰に火をつけろ 俺は怒りのままに吠える 奪われた夢の漢中(はたけ) 魏延、お前は何を背負う? 俺を差し置くその資格は? 誓った忠義が揺れる 友情は灰の中 この手で掴み取るしかない 漢中の太守の座 俺は怒りのままに吠える だが、涙は誰も知らない 魏延、俺たちの運命は何だ? いつか分かち合える日は来るか? 俺の名を忘れるな! 益徳はここにいる!