少年がひとり 感じた歪み この世の素顔を知る 「みんな死に始めた…」 高鳴りの鼓動 それなりの行動 曇りない明日のために 握りしめたナイフ それが合図(シグナル) 「僕はそう、無様な 独り歩きのカメレオン。 周りのカラーに 染まる虚しさを知った」 現代の表情=模倣の現状 暗黙→デフォルト乱用スタンダード 大量発生エピゴーネン そんな機構(システム) 「僕にだって何か 出来ることがあるはずだ。 トリカゴの中で 死ぬのだけは嫌だから」 「何かひとつだけ 望めるものがあるなら、 僕が誰なのか その答えを知りたいよ」 少年はずっと 震える手を握りしめ まだ見ぬ何かを 掴もうともがいている ここから始まるジュブナイル