ひとつ ひとつ 命を吹き込むように 戻れないこと 消えないこと 誰もが知ってるから ひとつ ひとつが 違ってしまわぬように かけがえのない物語になるのを 願って 季節を描く 気持ちを描く 二度とない その時を 閉じ込める 嗚呼 心みたいね びいどろ たとえば青にも それぞれの青があるように 嗚呼 どんな光を 放つの ここで出会えた あなたと私なら もしあの日に 戻れたって 同じ明日を選んだでしょう 綺麗でも触れない思い出はこの胸に 硝子のリンゴたち 嗚呼 心みたいね びいどろ たとえば春にも それぞれの春があるように 嗚呼 どんな光を 放つの ここで出会えた あなたと私なら 力でねじ伏せることより 言葉で奪い去ることより ねえそれは強いことなの ただ美しくそこにあろうとするこ とって 私と同じだけ脆い あなたの心が愛おしい ねえきっと支え合えるよ そうだよ ここで出会えた あなたと私なら