春、君との別れ 二人の隙間 風が吹く 君と手を振った駅のホーム さよならを告げる 桜のうた 春、そよ風のなか 二人の記憶 たぐり寄せて 君と笑って口ずさんだ 手を繋いだまま風あつめ あっという間に夏がきた 大きな雲に呑み込まれて 蝉が鳴いて、汗が垂れる 夏らしいなって呟いてる 風が僕にささやく 君を忘れてないと 時は過ぎてゆくけれど 取り残されている 秋、木漏れ日の下 アーモンドティーのいい香り あっという間に冬になって 君と過ごした日々を想う 風が僕にささやく 君を忘れてないと 時は過ぎてゆくけれど 取り残されている 風が僕に知らせる 忘れなくてもいいと 時は過ぎてゆくけれど 僕はまだここにいたい 春、君との別れ 二人の隙間 風が吹く 君と手を振った駅のホーム さよならを告げる 桜のうた