闇夜に光る薄月の下 無数に映し出す影に手を伸ばした 砕け落ちる 愛の結晶さえ 触れることもできず 限られたこの時間の中で 鳴り止まぬ悲しみが降り注いだ 未来は光届かず 声 心 幾度と殺す 五月雨の夜 涙は静かに頬を伝う 薄明を迎える 涙の欠片も罪と知る 答えじゃない結末 この声は風に流され 闇夜に光る月に照らされ 空虚な夜を願いが渦巻く 心揺らし 時を切り裂いてく 全て薄れる前に 静けさに舞うこの声 闇を願いに染める 揺るぎない力で 果てしなく世界は変わって 仰ぎ見るこの希望 この声を空へ響かせ 五月雨の朝 涙は静かに胸を伝う 未来(あす)を切り開いた 涙の欠片も愛と知る 答えという結晶 今 運命の中 輝く