水面に落ちた雫のようだ 凛とした瞳に長い髪を揺らす 触れれば溶けてしまいそうな その白い肌に 浮かんだ優しい赤が鮮明だ 僕は真っ逆さまに落ちていった 高鳴る胸が熱くなって 隔てないその優しさが残酷だ 手を伸ばすことも烏滸がましいが 高嶺の花に焦がれてんだ こんな僕じゃ釣り合わないかな 言葉が宙を舞った 表情が空回る 何気のないその仕草一つが 僕の瞳を奪っていった 想像をはるか超えて 感情は君次第 のぼせた頭で理解した 僕の望みを 煩った想いとは裏腹に 前よりも味も色も音も 鮮明に聞こえているんだ 今以上に知りたいと思った 他の一面も見たいと思った この思いは貪欲か、これが恋か。 言葉が宙を舞って 表情がから回った 何気のない君のその仕草で 言葉が宙を舞った 表情が空回る 何気のないその仕草一つが 僕の瞳を奪っていった 想像をはるか超えて 感情は君次第 のぼせた頭で理解した 僕の望みを 水面に落ちた雫のようだ