あれからどれくらい 経っただろうかな さよなら告げるにはあまりに突然で 壊れた世界が愛おしくてまだ 閉じ籠っていたんだっけ 楽園を描いてさ 寂しさもないなら 優しさもない、苦しさもない 僕だけの楽園だ でもこのままじゃまだ どこにも行けないから 闇を切り裂いて扉を開くんだ 人を許して傷つけあうことが怖くて 塞いでいる 心を許した温もりは 全部わかっていた ここを抜け出して何が見えるんだ 長い夜の向こう ひとりぼっちを裂いて その向こうに見える日へ 会いに行こう それでもやっぱり 上手くはいかなくて 目を見て話すってことは 嬉しいことの裏側に常に 怖さを抱えてるもんで 不意に傷つけたり 嘘をついてしまったり そんなんでまだくよくよしてばっか だ でもこのままじゃまた 逃げ込んでしまうから 下手くそでいい震えた声で歌おう 心の外へ言葉が飛び出して宙を 舞っている あなたの勇気がなければ 出会えなかった花束が 必ず舞っている 人の元に届きますように ひとりぼっちじゃないさ その向こうにいる人に出会うため 疑いは信じるために この傷は進む理由に 僕ら呪いを背負って歩いてきた 君に伝えたいから 必ずそのときが来たら 何度でも夜の底を越えて 遠くへ 人を許して傷つけあうことが怖くて 塞いでいる 心を許した温もりは 全部わかっていた ここを抜け出して何が見えるんだ 長い夜の向こう ひとりぼっちを裂いて その向こうに見える日へ 心の外へ言葉が飛び出して宙を 舞っている あなたの勇気がなければ 出会えなかった花束が 必ず舞っている 人の元に届きますように ひとりぼっちじゃないさ その向こうにいる人に あなたに会えたからなんだ さよならを言えたことを 覚えているよ