Track byFin
夕暮れの日差しを浴びて揺れる 陽炎は高く伸びていた 誰かが零した涙も乾き始めていた 風を待ち侘びる季節は 一人でいることが ときどき怖くなることがあるんだ 世界に一人のように 日差しは傾き始めた そろそろ帰る時間だ 一人でいることがただ怖いのは さみしさに 逆らうことができないから だけどねそれでもそばにいるからね 人知れずそう言ってくれている 世界が始まる前からずっと