運命の糸と呼ぶにはあまりにも残酷 に 運命の人と呼ぶにはあまりにも遅す ぎた 擦れた体を寄せて 心の隙間埋め合うように 言葉以上の熱を求めては 息を殺し影が重なる 過ちを咎めないで 過ちで拭い去って首に傷を残すほど 夜が明ければ泡沫のように消える 今だけはここにいてよ 今だけは側に来てこの体ごと奪って よ 渇いた唇から温もりだけ消える それは幻… 濡れた体を寄せて 体温に溺れ合うように 時が止まる事願い手を 空に仰ぎ影が重なる 過ちを咎めないで 過ちで拭い去って首に傷を描くほど 夜が明ければ泡沫のように消える 今だけはここにいてよ 今だけは側に来てこの体ごと奪って よ 渇いた唇から温もりだけ消える それは幻…