微かな光が続く場所まで Get away 風が打つ窓を眺めてる 北へ向かう私は独り 時計塔の鐘も聴こえない こんなに遠くまで来たんだな 戻れない恐れを捨てた瞬間 淡い光に眩んだ その影 時を越え流した涙の果ては 遠く遠く見えない夢を吐き捨てた場所だった 追い越した空が 僅かに揺れていた 視界を奪う闇夜の中でも 広く広く続く道に 確かなものはあった 時計の針を騙すように舞い 夢を見続ける North Child 最果ての駅に降り立って ゆらり乱反射したスターライト 車輪が作る足跡を追って 現実をまた消費してゆく 泣いていられればまだ救われたのに 聖者の群れに委ねた この影 時を戻せないと嘆いた声は 遠く遠く儚い空に溶けてゆくだけだった 見捨てた言葉が 心で震えてた あてもなく彷徨う月のように 広く広く続く道に想いを馳せていた 時計の針を騙すように舞い 夢を見続ける North Child 誰かを傷つける事 誰かに傷つけられる事 恐れて逃げるように生きてきた 命を産めはしないのに 消してしまうばかりだから 星の悲鳴が響き渡ってる 世界を裏切る事もなければ 遠く遠く見えない夢を忘れはしなかったのに 瞳の奥では 涙が揺れていた 視界を奪う闇夜の中でも 広く広く続く道に 確かなものはあった 時計の針を騙すように舞い 夢を見続ける North Child 星の果てまで Get away