長い冬が始まると 赤らんだ頬を濡らす その瞳大切なものまで見えてるの 白く積もった雪には あなたの足跡追いかけて こぼれ落ちそうな雪 手のひらで投げ合ってゆれて 強弱の付け方を分からない ギターの弦みたいに 私の心の奥まで錆びついた 憂鬱な行き先に かたっぽの枝が揺れる 今日だって生きていることが できたからね いつしか求められたことのない 世界で生きていく 今日しかない明日の掛け橋を いつも笑って見ていたいんだ 長い冬が始まって 悴んだ手をのばす あなたの頬に 触れていたかった 白く積もった雪には あなたとの日々が溶けて 私の心の中まで飲み込んだ いつしか求められたことのない 世界で生きていく 今日しかない明日の掛け橋を いつも笑って見ていたいんだ