恋の津軽のじょんから節は アイヤー じょんから節は 泣きの一節(ひとふし) 吹雪を越える どうぞ あなたに届いておくれ 愛の手編みのセーターひとつ アアン アン 汚さないでね エエン エン 都会の色で 故郷(ふるさと)すてないで 岩木山から春風吹けば アイヤー 春風吹けば 津軽うきうき ねぶたの支度(した)く きっと帰ると 待たせてごめん 山車(だし)をかこんで 跳人(はねと)になって アアン アン 揃いのゆかたで エエン エン 夜通し燃えて あなたと踊りたい よされ唄えばさみしさしみる アイヤー さみしさしみる いつか途絶えた あなたの手紙 贈り物など ほしくはないの 夢の白無垢(しろむく) 綿ぼうしかぶり アアン アン 胸に抱かれる エエン エン 約束なのに 私を忘れたの