静寂に沈んだ 記録ノ街 灯(ひ)も声も絶え 風だけが踊る 名もなき祈リ 廃墟に響ク 終ワリの詩(うた)を 誰が覚えている? 歪んだ空に 手ヲ伸ばして 過去と未来(とき)を 繋げるのは誰? 欠けた記憶ノ断片(かけら)集めて 瓦礫の中 まだ探してる 君と交わした約束だけが ココロの奥で 今も 息ヲしてる 腐蝕(ふしょく)シタ星の 夢ノ残骸 消エカケの空 空虚な景色 それでも瞳(め)は 諦メず見てた 壊レナイ何カを 信じていた 崩れた日々を 紡ぐように 名も無き歌が 今 目ヲ覚マス 誰カの願イ 砂に埋もれ 忘レ去ラレタ 声が響ク 哀しミ越えて それでも進む この世界(せかい)に まだ 意味が在ルなら 時ノ渦に 囚ワレながら 壊レた心 抱いて それでも 君ヲ想い 記憶の空へ 歌ウ 欠けた記憶ノ断片(かけら)抱いて 君の名ヲ そっと呼んでいた 過去が滅んでも 明日が見えなくても この歌が 君に 届クと信じて