黄昏る 町かど 誰かを 待つ影は 焼けた 肌をさらし 風にもたれかかる 一人 焼けた まなざしから 波の音 高鳴り ざわめく町も 消えてく 私を呼ぶ声がする 真夏の瞳から あの日の光射し あなた待つ私に 届けてよ 届けてよ 焼けた影が伸びて 静かに消えてゆく あなたの足音さえも 誰かを呼ぶ声も 消えた 真夏の瞳から あなたを誘いだし さざなむ波の音 抱きしめて 泣きたいの 真夏の輝きが 波にさらわれても 一人待つ瞳に 届けてよ 届けてよ あなたを呼ぶ声が 聞こえているのでしょ? あなたを呼ぶ声が 答えなの 答えなの