夕暮れが終れば 白いシャツから夜にあわせた服 回転ドアすりぬけて 久しぶりの風を感じながら 気ままに 摩天楼 振り返らずに so long 雑踏の地下鉄 秘密主義の人ゴミ 誰もかれも同じ事を考えて 迷子だけはごめんさ 窓の中に映ってる誰かが叫んだ ツーショットの写真は 不思議なことに笑ったままでいる テーブルの隅っこにつまれている 本に半分隠れながら 瞬間にときめいた あのラブ・ソング いつの日からか ありふれてる退屈な夜毎の夢 思い出せよあの頃を 迷子だけはごめんさ 鏡の中 映ってる淮かが叫んだ そう遠くない昔はね もっとだいたんに急いで 耳を澄まし 鼓動の隣にある霞んだ心ノックして 迷子だけはごめんさ 群の中を走ってる誰かが叫んだ