気づけば落葉樹が冬を着込むような 夜だった ランタンの灯 照らす雪のワルツ さあ ホップ ステップ ジャンプ 星空を描いて 進んでるようで 迷ってくような 私の生きてる世界 それは不思議なこと ウェルカム どこでもないところへ 行き先もなくて彷徨ってたの この手にはない灯りを探し 続けてこと それは呪いのような 「透き通る冬を射抜く月だ」と あぁ 綺麗に映るから 世界ってさ ほら 冷たいくせにさ 優しいんだ 遠吠えが響けば虚しさが森に満ちた 寂しさのあまり噛みつかないで そんな弱くないんだから きっと誰しもが春を待って 生きるわけじゃないのよ 歪みない冬の呼吸に 愛しさを知るなら そう じゃあね 沢山の『今』を抱きしめて さぁ 息を吸って 行け ずっと忘れてた 終わりを失くした一人旅でも この手に取れない月が 照らしてくれたこと きっと鮮やかなこの森が帰る 場所なんだと 今 気づいたんだよ 世界ってさ ほら 冷たいくせにさ そう 世界ってさ ほら 温かくてずっと 優しいんだ