この海岸線の向こう側には あの夏の思い出が眠る 夜が短くなって 二人の心模様 走り出した ♪ 放課後のチャイムを合図に いつもの海で待ち合わせ 「二人きりになるのはさ この海が見える 場所だけにしよう。」 駆け出した 僕の心 君の海まで 染められた 色は深く 沁み込んで 離れてくれないの ♪ 夏風が髪を靡く度 あの日々を思い出す 波打つ心が 浮かべていたのは 紛れもない 君の声だ 君の声だ 駆け出した 夕焼けが 照らす街まで 言葉より 真っすぐに 届くのは 会いたいって感情 溢れてきた涙 そこに嘘なんて無かった 君しか見えない 君しかいらない どうか二人のままで あの頃に戻れていたら 何が出来たかな 駆け巡る 不安を乗せて 君の海まで 「二人きり 同じ景色を見ていたい。」 君の前では言えなかった 言葉がまだ残っている ひと夏の思い出になんて させない させたくない 海の見える街 海の見える街から 君は 走り出した ♪