音を失くした街に らら歌声が響き渡る いくつもの物語を 繋ぐ五線譜に乗せて 失ったものばかりを 数えたくなる世界だけど それだけじゃないってこと あなたにも届けたくて 絶えず作り続けよう いつか曇が空を隠しても 雨宿る傘ならば 此処にあるから 休んでまた歩き出そう My Story 小さな灯でも 必死に生きた証さ It's All Right 流した涙 キミの笑顔に連鎖して 『少女の書いた希望に溢れた楽曲は 都市の人々に光明をもたらし 作り続けるという メッセージに当てられたのか 芸術は再び賑わいを見せる 政府はこれを抑えようと試みたが ある刑事による強い訴えもあり ついに法案は廃止 街は再び創作の自由を取り戻した』 挫けそうな時にいつも 手を差し伸べてくれてたのは 自分とは違う筈の 物語の主人公 私にもできるのかな 自分の人生照らせるかな 大それた楽譜ではないかもだけど 歩くようなスピードで My Story 和音の上で 愛を歌い続けよう It's All Right いつか誰かの 願う力に寄り添って 繰り返すダ・カーポ My Story 小さな灯でも 必死に生きた証さ It's All Right 流した涙 キミの笑顔に連鎖して 『私の役割はここまでのようだ 誰もが自由に創作出来るこの国なら いずれは最高の音楽へとたどり 着くだろう ふっ おや、そろそろ時間だ 次の世界が私の作品を待ち 侘びている』 『それでそれで? その後はどうなったの? 亡くなった人もみーんな生き返って 幸せに暮らしたんでしょう?』 『ふふふっ それはご想像にお任せします』 『えー!ずるいよー!!』 『……、 さあ、もう寝る時間だろう? おやすみなさい』 『願わくば、 良い夢が見られんことを……』