君が僕の前に現れてから 何もない毎日がほら こんなにも色鮮やかになった いつもどんな時でも君を 見つめてしまってる 目が合いそうになったらすぐにそら すくせに 靴箱でばったり会えないかなって 毎朝ワクワクしてるけど 現実はやっぱそう 上手くはいかなくて 毎回期待外れの展開なのに胸を 弾ませる あぁ あいつの落とした消しゴムが 何かの間違いで 君の机の下に転がって 拾って「ほら」 その笑顔を僕にも分けてほしいな むしろ僕だけの笑顔になってよ ねぇ ありえないくらい大きな 奇跡よ どうぞ 僕のところに舞い降りてきてよ 気になるあの子がちょっと 振り向いてくれるような 特大なやつをお願い! 誰にも負けないくらいの勇気も ほんの少しだけでいいから 分けてくれよ 一歩たりとも譲れない 僕は君に恋をした 教えてよ君の好きなもの 嫌いなものでもいいから とりあえず少しだけでもいいさ まぁ なんとなく共通点とか 知りたいだけで 別にそんなに 深い意味なんてないからさ 待って!また隣のあいつだよ もしかしてやつも狙ってるの? やばい こうしちゃいられないとはなるけど さ でも実際話しかけるだけで 一苦労だよ 勝ち目が見えない あぁ たまたま落とした消しゴムが 素晴らしい偶然で 君の机の下に転がって 拾って「ほら」 ここまでは完璧なんだそれなのに あれ?僕の席は君とは遠い ねぇ 笑えちゃうくらい小さな 希望と のっけから期待外れの可能性だけだ それくらいしか見つからない 何もないに等しいようなもんだ… ねぇ ありえないくらいじゃなくて いいから ほんの少しだけ奇跡を 起こしてくれよ 気になるあの子をちょっと 笑顔にしてみたいんだ 僕なりの最大限で! 張り裂けてしまいそうなこの 気持ちを ちゃんと言葉にできるか 分からないけれど 一歩たりとも譲れない あいつなんかじゃなくてさ 僕とかじゃいけないかい? 四六時中いつだって 君のことで頭がいっぱいなんだ