鮮やかに視えて 眩しくて 今すぐ向かうから こんなにも微かで不確かな光だけど それは太陽の緋を借りる物語 私のすべてを反射す鏡のように 摩訶不思議な引力に導かれて 纏ったカルマに綻びを乗せるよ 取り残された情熱の正体は 儚くて消えそうな揺らぐ月 あまりにも遠くて 碧くて それに焦がれては 真っ暗で地図もない形もない時空を 駆けて 借り物の光 煌めき 君に伝えては 幾千の屈せない離せない理由を紡ぐ 転がりだした時代で 涙が降った世界で どうすればいい 繋ぎとめたい この声で 誰かに行き先を委ねるくらいなら 今すぐ喉元をかき切ってやるさ この手に宿る青い炎の正体は すべてを拾うための揺らぐ音 この星の鼓動 瞬き 濁った命でも 綺麗じゃない美しさを 信じていたいのさ 積み重なった轍と 静かに燃やした瞳で 何を見よう 共に歩んでくれないか 見つめ合うように 求め合うように ふたつの光は溶けて 君の心にとっての 何かで在り続けたいと願った 鮮やかに視えて 眩しくて 今すぐ向かうから あまりにも遠くて 碧くて それに焦がれては 真っ暗で地図もない形もない時空を 駆けて 借り物の光 煌めき 君に届いてよ 誰にも奪わせない音を 転がりだした時代で 涙が降った世界で 聞いてほしい どこにいたっていいんだぜ 燃え尽きても忘れないから トレモロムーン あまりにも遠くて 何より碧くて