慣れた気でいた 君の冷たさが 弱っている今日は滲みて痛かった 知らず知らずに磨き忘れている 怠けた僕の甘さが痛かった 放っておけば そのうちに治るもんだと 思っていた 散々 散々 散々 また痛くなっても 恋人になりたいだなんてまだ 思ってる こんな虫歯みたいな気持ちは すぐさま治さなきゃならないな 使い果たした足りない話題 無理につないだ優しいメール 終わりたがっている君の文末が 空いた隙間に引っかかってる ふとした時には 友達でいられる日々が愛おしく それでも気付けば拗ねている 全くもって僕は何がしたいんだろう 散々 散々 散々 また痛くなっても 恋人になりたいだなんてまだ 思ってる どうしようもできなくて 噛み締めた奥歯には いつまでも君が居た きっとこれからは逢いたくなっても 気持ちは蓋をして忘れなきゃなって いつも君をそっと思い出していた 日々は奥に隠して 僕は君の痛みにはなれないまま