寂しい夏、終わってく。 体だけを許して。 僕はずっと泣いてる。 奇妙な事と、青い夜。 変わってしまう朝。ずれた時計と。 叶わなかった声。 その瞳の色を無くした。 夢の中、正しい事は何も無くて。 暗闇で見た、 忘れた悲しみの続きを。 優しい窓、眺めて。 残酷なの。この部屋。 ベランダの外にはゆるやかな光。 扉の鍵は、もう 赤いベッドの中に隠した。 水の中。捨てられてる声を集めて。 音の隙間の、 出口を探し続けてるの。 夢の中、正しい事は何も無くて。 暗闇で見た、 忘れた悲しみの続きを。 水の中。捨てられてる声を集めて。 音の隙間の、 出口を探し続けてるの。