とめどない退屈を蹴散らして 僕らは何かしら見落としてきたのだろう 風に舞う木の葉のような心 持て余して過ごした 苛立ちの若き日よ 傷も夢も薄れるものか 答えてくれよ 「確かなものなど何もない」という それが本当なら 今すぐ抱き合おう この世にひとつの月並みな愛が消えてしまわぬよう 消してしまわぬよう 絶え間ない新しく吹く風に 相変わらず心は木の葉のように舞う かすかに光る一粒の星 見上げてしまう 「友よ答えなら風に吹かれてる」 それが本当なら 今すぐ出かけよう 陽の当たる道に隠された罠をくぐり抜けて行け 「満たされる事は決してない」という それが本当でも 今すぐ抱き合おう 誰にも見えない僕らだけの愛が消えてしまわぬよう 消してしまわぬよう