いつからか今日にはぐれて 昨日を手ぐせでなぞってるようだ 見え透いた未来を愛しても 僕らの愚かさは消えない 君の目に映る姿がきっと僕の全てで 夜に溶けるゆうれいみたいに ゼロになれたならよかった これからも時は続いてく 生きるほど透明に近づいて 僕たちはどこに還るの? 呼んでいる声はまぼろし 忘れられたくないのは誰で ゆるしてほしいのは誰? 「ここにいたよ」って何度 証明しようとしても 僕らは虚しさに勝てない 真夜中の灯りを辿る ずっとずっとこうして 使い捨ての心のままで 生きていたくはなかった 眠れずに君をさがしてた 凝らしてる目の中に滲んだ オレンジ色の窓の光 鮮やかすぎたまぼろし
