薄紅の雪がひらり それはまるで万華鏡 通い慣れた道のり 馴染んだ制服 春の気配を纏った街並 踏みしめていた Ah 最後のチャイムが 鳴り終わる前には どうかあなたに伝えたいこの想い 薄紅の雪がひらり 旅立ちの空に舞い散る 儚くも愛しい恋の 結末を飾るように それはまるで万華鏡 教室の窓辺から見えた茜空 砂埃舞う校庭に響く 無邪気な声 Ah 明日になればもう 戻れぬこの場所で 夢中で駆け抜けた蒼き日々を想う 薄紅の雪がひらり 旅立ちの空に舞い散る はからずも流る涙 手を振るあなたの姿 全てはそう夢のよう 春風に散った淡い恋 秘めた想い書き留めた手紙 ポケットの中隠したまま 手を振った 薄紅の雪がひらり 旅立ちの空に舞い散る はからずも流る涙 消えゆくあなたの姿 薄紅の雪がひらり 旅立ちの空に舞い散る 儚くも愛しい恋の 終焉を告げるように それはまるで万華鏡