麗しき川に心休ませ 流るる音に瞳をささば 街に紛れし心地は晴れて 悠久をたゆたふ小舟に乗る 咲ける花はいと清げなり 薫り楽しむ青葉の折節 大きに見ゆる石橋くぐり 見えし景色に明日を想ふ 遠くらうたき我が古里の やさしき風が包みゆく木々 遠く懐かしき古里の 宿れる命の教ふる心 水面の空は朧に映り 幾立つ波紋は心のごとし 沈みゆく陽 言の葉忘れて この世はいづこへ向かふや 見上げし山はいと麗し 薫り楽しむ青葉の折節 あまたの鳥がやをら飛び立つ 見えし景色に明日を想ふ 遠くらうたき我が古里の やさしき風が包みゆく木々 遠く懐かしき古里の 宿れる命の教ふる心 Ah~ 命はこの川のごとく銀色に Ah~ 流るる葉は世のごとがりき Ah~ 辿り着きし海はわりなく 広き母のごとく Ah~ なほ進みゆくことは生くること 遠くらうたき我が古里の やさしき風が包みゆく木々 遠く懐かしき古里の 宿れる命の教ふる心 やむごとなき友 我が恋人よ やさしき風が包みゆく日々