今日の日が変わるまで すぐに眠りに就かないと 何か残って終わらないような それなら僕は裏をかく ずっとこの日を引き留めて まるで永遠を成し遂げるように 忘れてしまうならば 目に焼き付け 「笑って」 ねえ 何が悲しくて あの日 あの時の思いなんて そこには無いのに 何処も彼処も あの音で溢れてまたすぐに破っても あの人の大事なその笑みは 誰かの涙の代わりと思うほど 陰る表情 今日の日が終わるまで 逃がれ続けるこの僕に 何が残ってる? 終わらない創造 それから僕は見えもしない 空気の色を写し込む まさに一瞬を閉じ込めるように 両手で象る窓を切り取って 涙止める術がわかれば 同じように笑えていただろうか 心忘れて 誰も彼もに頷いて 溢れ出る思いならとうに捨てるさ あの日の記憶なんて 思い出にもならないただの紙きれ 構えて「ほら、笑って」と 諭されてばっか 自分の笑顔なんて 何処にも無いのに何処も彼処も あの音で溢れてまたすぐに彼っても あの人の大事なその笑みは 誰かの涙の代わりと思うほど 消える表情 笑えないよ わからないよ