どれだけ時を 無駄にしたのかわからない わずかなチャンスも少しずつ 逃してきた この煮え切らない時間がいつまでも 続くような気さえしていた 壁の向こうから聞こえる声 生きるってこういうことなのかって 尋ねてみた 全てのドアを蹴破って 輝ける日々にさよなら 今はただ顔をあげて走り続けるだけ 兆しは何も見えない でも確かに眩しい 向かい風に揺れるサングラス 押さえて これまで磨き上げてきたものが 壊れてしまう 新しい秩序の波に揺さぶられて この不透明な時間がこれからも 続くようで耐えられなかった 壁の向こうからノックする音 はじまりはこうして何度だって 訪れるさ 全てのドアを蹴破って 夢見てた日々にさよなら 今はただ風のなかを走り続けるだけ 印は何も見えない でも確かにわかるさ 漂う微かな匂いをたどって 顔のない連中が君を持ち 上げたとしても 無理に笑って 喜ぶふりなんてしなくていいんだぜ 積み上げた本の何もかもが 信じられなくなったとしても 本当のことはもう 手の中に握りしめてる そうだろう 全てのドアを蹴破って 夢見てた日々にさよなら 今はただ風のなかを走り続けるだけ 印は何も見えない でも確かにわかるさ 漂う微かな匂いをたどって 全てのドアを蹴破って 輝ける日々にさよなら 今はただ顔をあげて走り続けるだけ 兆しは何も見えない でも確かに眩しい 向かい風に揺れるサングラス 押さえて