ただの一杯じゃもう酔えはしない グラスを彩る嬌声が欲しくなる 渇く暇もない禁断の味は何時も 俺にだけ甘える 理性を閉じて 明日を消して 二人だけの合図に浸る 永く噛み締め合ったお前だからこそ 禁じられた時間を超え 運命を結んだ二人 その代償に 背徳の華しかもう咲かせられない 指先を染めたルージュが 俺からのRingのかわり じゃあこれからも ずっと溺れさせてやる この宵が冷めないように 運命の上をどれほど逃げても 巡るだけでまた俺に帰りつく もしも永遠が形を成したとしたら Ringにも似ている 描いてきた筈の未来を 捧げたことに悔いはないか? 失うものは無いと お前が望むならば 迷い込んだあの夜に 運命が絡まる二人 ただ純心に戸惑う瞳が まだ忘れられない 唇を添うブランが 俺からのRingの代わり このままで居てそう感じさせてやる この宵は冷めないから 禁じられた時間を越え 運命を結んだ二人 その代償に背徳の華しかもう 咲かせられない 指先を染めたルージュが 俺からのRingの代わり じゃあこれからも ずっと溺れさせてやる この宵が冷めない限り 夢でいつまでも会える