もう とまどいもせずに ただ この腕に 擁(だ)いて彷(ゆ)こう 遠くなる 夕映えに 消えそうな あしたへ向かう 小路を 濡れた頬に 気付いた けがれない笑い声の 裏側で いつも そばにいて 時間をかさねても 僕は 君を知らずに 雨が訪れて 雲の行方を 追うように いまこそ 出逢い と 言うよ <♪> もう 溜め息の ひとつまで 言葉を 閉ざさないよう こんなにも あざやかな 景色が 拡がることを 信じて 目に写ったすべてが 君の運ぶ やすらぎの 証し いつも 触れあえば 月がない夜も 僕に 君は見えている 雨が訪れて 虹は はじめて架かる よ それが 歓びの かけら 数えきれない 寂しさを 君の下に 解き放てば 心の扉が 開いた <♪> 同じ季節を過ごしているから いつもそばにいて 時間をかさねても 僕は 君を知らずに 雨が訪れて 雲の行方を 追うように いまが 出逢い と いつも 触れあえば 月がない夜も 僕に 君は見えている 雨が訪れて 虹は はじめて架かる よ それが 歓びの かけら