小腹が空いたと手に取る 可も不可もない菓子パンのように ただそこを通過するだけの音 紛い物だって本物だろう 消費する君と されるだけの ねえ そう君は軽く触れたっけ 明日は風 吹かれて飛ばされちまうくらい軽く 君は違う歌も歌えたはずなんだろ 訳もなく青い空がただ青く また気付かされた それで良いって 君は言う 「ライターの最後なんて 見たことないね」 そうだよね 近付いて どっか行って どこかに居て ねえ 都合良く そこに僕らがあっただけなのに 夢中になれたのは何故だろうね 君にまた触れたいと思った それは確かで