歓喜の犬が駆け回る 僕らさながら猫のように 「こんにちは」もそこそこに 慣れた顔ぶれさ 餅を搗く音を背に日暮れきたらば やれ呑めや さあ、大騒ぎしよう 迫る年の瀬なんか今や気にする 者などなく 溶けるように もう、へべれけだね うやむや病む病む 今宵の宴はまるで地獄絵図 遥か昔の色恋 ほじくり返せば 窓の外 雪が降る 鐘も鳴り止む されどまだ ああ、大騒ぎしよう 来る年明けよりもめでたい 与太者がいるのさ 溶けるように もう、へべれけだね ああ朝が来たって夢覚めるまで 年忘れよう 溶けるように もう 迫る年の瀬なんか今や気にする 者などなく 溶けるように もう 来る年明けよりもめでたい 与太者がいるのさ 溶けるように もう、へべれけだね