風が吹き抜けて行く 影を作り 夢を見ていたように 目覚めてゆく日差し 抱きしめてくれていた 腕のぬくもりさえ 揺れる眠りの中に 溶けて 消えて もう戻らない いつからか 笑うことも 忘れるほど 大人びた 仮面の下 隠す心 素直にはなれないまま 涙さえもなく NO MORE TEARS IN MY EYES <♪> 夏の焼けつくような 蜃気楼に 浮かび燃えゆくような 後ろ姿だけが 囁くような海の波の音に ただ すくい流され 今は 誰もいない 凍りついて 過ぎてゆく 季節の中 霞んでゆく 幾つもの あの場面を 仕舞い込んで 何もない 午後の時間 涙さえもなく NO MORE TEARS IN MY EYES <♪> 素直にはなれないまま 涙さえもなく NO MORE TEARS IN MY EYES