夢は遠くに投げて 追いかけてゆくもの 生きてゆくその意味は 誰も知らない 茜に染まる海も 哀しみをたたえて 包み込む夕暮れに 傷をゆだねて痛みゆだねて 愛を下さい 神がいるのならば 愛を下さい あえぐ旅人に 純白のままで 誰も生きてゆけない 嘘に染まりながら 心は生成のまま 風に震える指で 握りしめるものは あの人に託された 夢のひとかけ 父の背中は遠く 母のぬくもりさえ 今はただ思い出の 遥か彼方に遥か彼方に 抱いて下さい 神がいるのならば 抱いて下さい あえぐ旅人を 純白のままで 誰も生きてゆけない 罪を背おいながら 心は生成のまま 抱いて下さい 神がいるのならば 抱いて下さい あえぐ旅人を 純白のままで 誰も生きてゆけない 嘘に染まりながら 心は生成のまま 罪を背おいながら 心は生成のまま