静かに舞い落ちる粉雪を 見てるとあの日君と二人で 見たことを思い出す あの時はまだ君はいつも となりにいて笑ってたね 「さよなら」じゃなく 「また逢おうね」って つないだ手を離した あの空港であなたは子供のように 涙を流したね 寒さよりも悲しくて震えた あなたを強く抱きしめたこと 今でも覚えてる いつもと違う朝を迎え 隣に君がいないことを 確かめてはため息ついた 手を伸ばせばまだ君はいつも 触れられる距離にいたのに 今はもう君の瞳の奥に僕は 映りはしない 二人の写真並んで映っているのに 心はすれ違い 「離れていても心はそばにいる」 そんな言葉も君の胸には 届きはしなかった・・・ あの空港であなたは子供のように 涙を流したね 寒さよりも悲しくて震えた あなたを強く抱きしめたこと 今でも覚えてる